仏王寺山 標高522m

津田(保曽原地区)の小瀬川右岸より仏王寺山を望む
津田(保曽原地区)の小瀬川右岸より仏王寺山を望む



仏王寺山のすぐ東側にある
上勝成山・下勝成山は大変有名だが、この山について、書籍や インターネットで紹介された記事をほとんど見かけたことがない。山頂の眺望はないが、山頂の西側に 観音さまを奉った巨岩があって面白い。一方、南峰からの眺望はかなりよい。
(A-4)→(A-5)→(A-6)→(A-8)→(A-6)→(B-4)→(B-3)→(B-2)→(B-1)の順で登るといいだろう。 登山道は比較的整備状況がよい。 休憩込みで1.5時間程度だ。

東側からのルート

県道本多田佐伯線から南向きに勝成橋(A-1)を渡って、「勝成山いこいの森」方面へ進む。 いこいの森から上下勝成山への登山では、2つめの三叉路(A-2)を左へ進むが、 ここを右へ進み、さらに 墓地の手前の三叉路(A-3)を右へ進む。墓地の先で舗装道は終わり、砂利道の作業道を進む。
取付(1)
作業道を約450m進むと、西側に取付(1)(A-4)がある。取付には赤テープがあってわかりやすい。 谷が狭くなってこれ以上谷を進め なくなる地点まで進み、谷川を渡って(A-5)、北側の支尾根へと上がる。支尾根の道はか なりの急登だが、少し頑張ると山頂へ到達する(A-6)
取付(2)
取付(1)から少し南側に作業道を進むと取付(2)がある(A-7)。この取付にも赤テープがある。 ここからは、いきなり支尾根の道となり、途中で、南峰からのルートと合流し、さらに山頂の東側で取付(1) からのルートと合流する。

山頂は雑木に囲まれており眺望はない(A-6)。数個のプレートがかかっていた。ここから、 西へ主尾根を進むと、観音さまを奉った巨岩群がある(A-8)。この観音さまのある巨岩の 上に松の木が生えていて、その松の木に小さなプレートが括りつけてあるが、文字はかすれて判読できない(A-9)。 標高380m付近まで下山すると、西側斜面が若木の植林地となる関係で、 鬼石山横山がよく見える(A-10)。 さらに一旦北方向に進み再び西方向へ進む尾根道もあるが、随所に「入山禁止」の札や看板 が設置されているので、行かない方がいいだろう。どちらの山であっても、登らせてもらっている という気持ちとともに、持ち帰るものは「写真だけ」としていだたきたい。

(A-1)県道本多田佐伯線から分岐し、勝成橋を渡る。
「勝成山いこいの森」の案内板がある。
写真正面の山が仏王寺山。
(A-2)2つ目の三叉路。ここを右へ。
(A-3)墓地手前の三叉路。ここも右へ。 (A-4)取付(1)
(A-5)谷川を渡って南側の支尾根へと登る。 (A-6)山頂。眺望なし。
(A-7)取付(2)。 (A-8)巨岩群と観音さま。
(A-9)観音さまの上の巨岩に生えた松の木。 (A-10)鬼石山と横山を望む。



南側からのルート

取付(1)(2)を通り過ぎて作業道を南へ進むと、谷が二股に分岐する地点へと至る(B-1)。作業道の路盤は比較的状態が いいので、ここまでは車で進入できるように思える。(若干の駐車スペースもある。)
道は東西の谷へ分岐している。西方向へ進むと、直ぐに第一堰堤(B-2)があり、その先で2分岐しているが、右へ進む。さらに、 第二堰堤を越えて進むと再び分岐があるが、ここも右に進み南峰の南西側の支尾根(B-3)に到達する。 この支尾根を北東方向に進むと、標高約490mの南峰へ至る(B-4)。南峰のピークは大きな岩になっていて眺望もよい。 作者が登った日は、もやで見通しが悪かったが、下勝成山から札ヶ峠へ続く稜線(B-5)三倉岳(B-5)などが よく見えた。南峰を越えてさらに北方向に進むと、小さなコルを越えて、取付(2)からのルートに合流する。

(B-1)作業道終点の2分岐。 (B-2)第一堰堤。
(B-3)南峰の南西側の支尾根。 (B-4)南峰のピーク。眺望よし。
(B-5)南峰より南方向、下勝成山から札ヶ峠へと続く稜線を望む。 (B-6)南峰より南西方向、三倉岳を望む。



仏王寺山の登山地図
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、 同院発行の2万5千分の1地形図(津田)を複製したものである。 (承認番号 平17総複、第341号)」

なお、このページ内で使用している登山ルートの名前・登山口や分岐点の名前などは、便宜上、作者が勝手に命名したものもあります。 地図に記載した登山ルートはGPS等により測定したものではありません。

作成:2005年9月23日



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