大野中央土地区画整理事業地より馬ノ口山を望む。 | 渡ノ瀬ダム東端のつづら橋より、馬ノ口山西峰を望む。 |
林道近角線を「おおの自然観察の森」入口のある帆柱峠(A-1)を越えて、約1km西へ進んだ位置に取付(A-3)がある。
大野地区側より和乱治峠を越えて、県道栗谷大野線を東へ分岐し(A-2)、
林道近角線を約1.5km東へ進んでも取付(A-3)へ行ける。
このルートは、登山道の整備状況の良好で、かつ主要な分岐に道標が掲げられているので、
迷うことはないだろう。取付から杉の植林地を進み、尾根へ出ると、松の混ざる雑木林となり、。
山の東側をトラバースしながら進む(A-4)。主尾根まで登り(A-5)、東側へ進んで
すぐ所に中津岡山の山頂がある。。ここには、3等三角点(A-6)と
旧陸軍の標石(第58号)がある(A-7)。
ここのリストにも掲載されている。
立ち木に囲われており眺望はよくない。山頂手前の分岐を東側へ数十m下ると、
岩場(A-8)があり、ここからは、東側の眺望が開けている。
奥滝山へは、主尾根を西方向へ進む。何度かアップダウンを繰り返して進む。
途中の567m峰がこの山系での最高点になると思われる(A-9)。
奥滝山山頂は岩場となっており、東〜南方向の眺望に優れている(A-10)。山頂西側には、
「ロックガーデン」という岩場があり、大変眺望に優れている。渡ノ瀬ダム、河平山、大竹の山々などが
見渡せる(A-11)・(A-12)。
中津岡山の山頂付近は、砂防用のネットが広範囲に設置されている。
花崗岩質の山肌は、相当に崩落しやすいようだ。山の東側を流れる中津岡川には、多数の砂防堰堤が作られている。
取付より主尾根まで40分程度、主尾根から奥滝山まで約40分程度。
4等三角点「馬ノ口」のある馬ノ口山西峰へ登る。
和乱治峠(B-1)のピークからやや渡ノ瀬ダム側に寄った位置に取付(B-2)がある。県道栗谷大野線の法面に道はないが、
ここを登ると、消えそうな踏み跡がある(B-3)。やぶこぎは必須である。
途中標高約380m〜450m間はシダが尾根を覆い歩きにくい(B-4)。
西側からの尾根に合流すると幾分歩きやすくなるが、やぶこぎは引き続き必要な状況が続く。
山頂手前の西側に展望地がある(B-5)。奥滝山のロックガーデンと同様に西側の眺望に優れている。
山頂の眺望はない。4等三角点「馬ノ口」があるが、25,000分の1地図と異なる位置にあり驚いた(B-6)。
国土地理院でも誤りを承知しているらしく、「電子国土ポータル」でも修正されている。このルートは「点の記」に示されているルートと思われる。
和乱治峠から山頂まで50分程度。
奥滝山方面への縦走も可能と思われるが、かなりの荒れ道と予想される。作者は、歩いていない。
(B-1)和乱治峠。県道栗谷大野線の南側より撮影。 | (B-2)取付。県道の法面に道なし。 | |
(B-3)微かな踏み跡を進む。 | (B-4)シダ尾根。 | |
(B-5)展望地より河平山を望む。 | (B-6)馬ノ口山西峰山頂の4等三角点。点名は「馬ノ口」。 |
作成:2007年8月7日
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