神ヶ原駐車場への進入路から見た燕山。 | 三倉岳子負岩付近から見た燕山。 |
このルートは、大変有名でインターネット上でも多数紹介されている。三倉岳Aコース取付にある
神ヶ原駐車場に車を停めると便利だ(A-1)。ここにはトイレもある。
取付は、三倉岳Aコースの取付の対面で、小さな鉄橋で大谷川を渡るところにある(A-2)。
欄干に「入山禁止」の札がかけてある。マナーを守って入山することを求められているものと理解し入山させてもらう。
この山の西側斜面は、「入札権利山林」となっているとのことで、2005年の場合、9月24日から
12月末日までは、入山禁止とのことだ。
指定された期間に入山しないのはもちろんのこと、
どちらの山であっても、登らせてもらっているという気持ちとともに、持ち帰るものは「写真だけ」として
いだたきたい。
少し歩くと、125号鉄塔への分岐(A-3)があるので、北方向へと分岐し、鉄塔の下を通過し、シダの多い
尾根を一気に登る。途中、標高約400m地点で、124号鉄塔からのルートと合流する(A-4)。
地図には124号鉄塔を経由するルートも記載したが、125号鉄塔からのルートが近道となる。
山頂の手前には分岐がある(A-5)。東側へ分岐すると、少し高度を下げて、山頂の岩群の東側を迂回し、山頂の北側へ回り込み、さらに
西側へと進み、山頂へと登ることができる。一方、西側へ分岐すると、少し西側へ回り込んでから南側へと登って、やや
東側から山頂へと登ることになる。どちらも、急坂にロープが掛けてある(A-6)。
どちらかと言えば、前者の方が、一般向きで登りやすいように思える。
山頂のテラスからの眺望は360°開けており、三倉岳(A-7)・河平山(A-8)
などがよく見える。
(A-1)神ヶ原駐車場。 | (A-2)取付。大谷川にかかる小さな鉄橋。 | |
(A-3)125号鉄塔への分岐。 | (A-4)標高約400mの合流点。 | |
(A-5)山頂手前の分岐。どちらへ進んでも山頂へ至る。 | (A-6)山頂北側のロープ。 | |
(A-7)山頂より西方の三倉岳を望む。 | (A-8)山頂より東方の河平山を望む。 |
山頂の眺望を楽しんで同じルートで下山するのもいいだろうが、山頂から北方向に主尾根を縦走
するのも面白い。分岐路がいくつもあるが、主尾根を外さないように
歩けば迷うことはないだろう。1〜1.5時間で縦走可能だ。道は荒れていない。
主尾根から西側にはビニールひもが張ってあり「入山禁止」の札がある。
この付近は、「入札権利山林」となっているとのことなので、上述の如く、入山マナーを守って
いただきたい。
山頂の北側より縦走路がスタートする(B-1)。
いくつものピークを越えてしばらく進むと、三角点のあるピークに達する(B-2)。
三角点のすぐ北側に「右大の村」の標柱もある(B-3)。
このピークから北へ下山し、北西方向に向きを変えると、山道が交差しているコルへ達する(B-4)。
このコルには、「左大の村有」「右大の村有」と記された2本の標柱がある。
このコルを約350mほど南西方向へ下ると、林道小栗林線へと至る(B-5)。取付から林道を挟んで向い側に
「燕山」と書かれた小さな道標があるが、これもすこぶる目立たない(B-6)。一方、
このコルを北東方向へ下ると、広島西カントリー倶楽部
への進入路を経由して大竹市栗谷町後原地区へ下山できる(後述)。
(B-1)山頂北側のある縦走路への分岐。 | (B-2)4等三角点。点名「峠」。 | |
(B-3)三角点の北側近傍に「右大の村」と記された道標がある。 | (B-4)コル。交差点状に山道が交差する。林道小栗林線側より撮影。 | |
(B-5)林道小栗林線の取付。目立たない。 | (B-6)取付から林道挟んだ向い側にある道標。 辛うじて「燕山」と判読できる。 |
後原地区から途中の林道までのルートは、勝成山のレポートで記述いるので
そちらを参照してほしい。
勝成山へ登る場合、途中の林道を東側へ分岐したが、燕山へ登る場合は西側へ分岐する(C-1)。
この林道の幅員は広くかつては作業車も往来したと思われるが、今では徒歩でのみ進むことができる。
。林道を約650m進むと分岐がある(C-2)。ここを
西方向に分岐し、川を渡り(C-3)、さらにその先の分岐を左手に分岐し(C-4)再び
川を渡る。谷を詰めると上述のコルへと達する。
コルの手前で踏み跡がはっきりしない場所があるので、注意が必要だ。道は荒れていない。
林道小栗林線からこのコルを越えて進む山道は、「旅鳥 広島修道大学ワンダーフォーゲル部編1973年」の中の
「わんげる小話−三倉岳奮闘記−」に登場している道と思われる。
(C-1)川を渡って林道分岐を西方向へ分岐する。 | (C-2)燕山方面への分岐。 | |
(C-3)川を渡る。 | (C-4)さらに分岐する。再び川を渡る。 |
作成:2006年2月7日
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