篠原山 標高959m

タタバ峠北側の採石場より篠原山を望む。
タタバ峠北側の採石場より篠原山を望む。



篠原山は、
青笹山の北側に位置する南北に細長い山だ。なお、25,000分の1地図に山名の記載はない。
北側より尾根を登るルート

青笹山の「タタバ峠を経由するルート」で紹介した国道488号線からの分岐からさらにもみのき森林公園側 に約50mに進んだ位置より分岐する林道 がある(A-1)。ここを約150m進むと、東側に崖があり、この崖の向かって左端が取付となる(A-2)。 崖の上へ登ると、尾根道が現れる。 尾根の東側は植林地で、ホリワリ谷側(西側)は雑木林で、この状態が山頂まで続くので、 迷うことはないだろう(A-3)。雑木林には、時折ブナも混じっている。 近年、地籍調査が行われた関係だろうか歩きやすい尾根道が続いている。 途中のピークには地籍図根三角点がある(A-4)。 山頂のわずかに北側で東側からの尾根道と合流し、 山頂へと到達する(A-5)。プレートなどもなく目印もない山頂だが、東側の眺望は素晴らしい。 岩井谷や氷水山が良く見える(A-6)。 一方西側はブナの混じる雑木林である。山頂まで50分程度。
山頂までの道に比較すれば、やや荒れてくるが、尾根を西牛首まで歩くことができる(A-7)(A-8)。 尾根道は、西牛首の林道 切り通しで尾根道は途切れる。切り通しの手前で、ホリワリ谷側へ降りると林道がある。

(A-1)国道488号線を分岐。 (A-2)崖の左側より取り付く。尾根には立派な登山道がある。
(A-3)尾根道。植林地と雑木林の間。 (A-4)途中のピークの地籍図根三角点。
(A-5)山頂。特に目印はない。 (A-6)山頂より東側の氷水山を望む。
氷水山の後は西大峯山〜大峯山。
(A-7)西牛首への縦走路。 (A-8)縦走路のブナ。


ホリワリ谷の林道から山頂を目指すルート

ホリワリ谷の林道について、青笹山のレポートで触れていが、この林道から山頂へ直登するルートを登ってみた。 林道が、大きくスイッチバックする地点は、林道が何箇所も崩落していて歩けないので、 その手前のショートカットする道を進む(B-1)。ショートカットする道が再び林道へ合流する地点付近の尾根を登る。 林道合流地点付近で、登れそうな林道の法面を探す。林道合流地点からやや北側の尾根に取り付くといいようだ。(B-2)。 踏み跡はないが、歩きにくいということもない(B-3)。 山頂手前に小さな岩場がある(B-4)

(B-1)林道をショートカットする道 (B-2)林道の法面を這い上がる。
(B-3)踏み跡のない尾根を進む。 (B-4)山頂手前の岩場。


ワル谷からのルート

上述した国道488号線よりタタバ峠方面への分岐する地点から、東側へ約400m進んだ 地点に、馬庭峠方面への林道が分岐している(C-1)。ワル谷を詰めるルートだ。 この植林地に中の林道を進むと、途中、馬庭峠方面の分岐(C-2) があるが、林道はワル谷を直進する。少し進み、林道から分岐する小道がある(C-3)。 この小道を尾根まで登る。 ここから尾根を西方面へと進む。尾根道はやや荒れているが、歩けないというほどではない。 岩井谷側は、若い植林地となっている。東側から南側の眺望を楽しみながら 尾根を進む(C-4)。国道の分岐から山頂まで、約50分程度。

(C-1)国道488号線からの分岐。 (C-2)馬庭峠方面への分岐。林道は谷を直進している。
(C-3)林道から向かって右手に分岐する。 (C-4)尾根道より青笹山を望む。


篠原山の登山地図
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、 同院発行の2万5千分の1地形図(湯来)を複製したものである。 (承認番号 平19総複、第388号)」



なお、このページ内で使用している登山ルートの名前・登山口や分岐点の名前などは、便宜上、作者が勝手に命名したものもあります。 地図に記載した登山ルートはGPS等により測定したものではありません。

作成:2007年8月23日



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