大槙山 標高929.1m 〜鵜の子山 標高968m

中国自動車道吉和SA付近より大槙山・鵜の子山を望む。 中国電力西島根幹線30号鉄塔(青笹山西側)より鵜の子山を望む。
中国自動車道吉和SA付近より大槙山・鵜の子山を望む。
右手の鉄塔のあるピークが鵜の子山。
中央やや左手が大槙山山頂、左端は833m峰。
中国電力西島根幹線30号鉄塔(青笹山西側)より鵜の子山を望む。



中国自動車道吉和サービスエリアの南側に見える山が大槙山・鵜の子山だ。鵜の子山の山頂には、赤白の2色で塗装された鉄塔があり目印となる。随所にある雑木林には、ブナも散見される。多々場側(山の東側)には、どちらの山も山頂あるいは山頂近傍まで立派な林道(作業道)が整備されている。 なお、25,000分の1地図に両山とも山名の掲載はない。


中国自動車道側から登るルート

田尻地区〜大槙山〜鵜の子山

国道186号線を南西側より進み、新田尻橋で太田川を渡った袂から南側へ分岐する(A-1)。「吉和7」のカルバートで、中国 自動車道をくぐり、中国自動車道の側道へ出る。ここには、「中本勇翁頌徳之碑」がある(A-2)。この碑に向かって右側の林道を進む。林道はすぐに終わり、普通の山道になる。雑木林と植林地を繰り返しながら登る。標高740m付近で谷道から尾根道に変わり、山頂手前では、左側が植林地で右側が雑木林の植林境を登るようになる。踏み跡は大変薄いが、このルートには笹藪がほとんどないので歩きやすい。雑木林には、ブナが散見される。標高900m付近には、胴回り約3mのブナがある(A-3)。このブナを過ぎると、3等三角点がある大槙山の山頂はすぐの距離だ(A-4)。山頂からの眺望はない。新田尻橋からここまで、約70分。
縦走クラブ・放浪人 −−西中国山地を絆にして−−の管理の方から連絡があり、 登山地図の記載に対して「ひとつ西側の尾根が登山路となっている」との指摘をいただいた。2010年1月17日にこのルートを歩かれて気付かれたそうだ。 近いうちに確認の上修正したいと思う。このルートを利用される場合には注意していただきたい。
大槙山の山頂を過ぎて、雑木林をわずかに下り登り返して主尾根を南西方向に進む。再び、尾根線が植林境になる(A-5)(A-6)。なおも進むと尾根に2本のブナがあるところで、造林作業路多々場3号線(以降3号作業道という)の枝作業道に合流する(A-7)。ここからは、作業道を進み鵜の子山山頂まで歩く。鵜の子山山頂山頂には、赤白の2色で塗装された中国電力西島根幹線34号鉄塔がある(A-8)。鵜の子山山頂へ至る林道から、東側の青笹山板敷山などの眺望を楽しめる。青笹山西側に新設されている林道太田川林業地基幹線が青笹山山頂間近に迫っている。

花原地区〜宇の子橋〜なしのきひら橋〜主尾根(宇の子川遡上)

吉和小学校のすぐ西側で国道186号線の南側へ分岐する(A-9)。宇の子橋で太田川を渡り、なしのきひら橋で宇の子川を渡る(A-10)。 ここからは、宇の子川沿いの林道宇の子線を詰めるルートになる。車が通行できるのは、ここから約500m程度。3本の木橋を連続して渡り、植林地内の単調な景色の中を進む(A-11)。標高720m付近に倒壊した作業小屋が山に向かって左手にあり、その付近から普通の山道になる(A-12)。さらに進み、谷川を渡る。歩きやすいのはこの付近までで、ここから先は、間伐材が道を覆ったり、近年起きた土石流跡(A-13)などにより、歩きにくくなる。登山道は、標高800m付近のワサビ田跡と思われる石組まで続いている(A-14)。 この付近で植林地が終わり雑木林となる。ここから先の谷は急峻な地形となり、中央は岩だらけの宇の子川の源流域、両岸ともに急峻な地形となる。向かって右手は岩だらけのゴーロになる(A-15)。このゴーロの中が比較的歩きやすい。一方で頭上の巨岩が崩落してこのゴーロが形成されたことがわかる(A-16)。急な落石が怖い。この巨岩が「吉和村誌第一集(1986年吉和村誌編纂委員会編)」382ページに記されている「石落とし」と思われる。中央に見える尾根を急登すると、なだらかな雑木林となり、(A-7)近傍の主尾根に至る(A-17)。このルートには笹薮がほとんどない。主尾根手前の雑木林には、ブナも散見される。宇の子橋から主尾根まで100分程度。

半坂地区〜鉄塔保守路〜鵜の子山

国道186号線と中国自動車道が交差する地点で、箕腰橋で太田川を渡る(A-18)。半坂地区から「吉和9」のカルバートをくぐった先に、鉄塔保守路への取付がある(A-19)。 植林地内を進み、38号鉄塔を越えて37号鉄塔の先で植林地が終わりブナまじりの雑木林となる(A-20)。多くはないがブナのある雑木林の中の尾根歩きは快適だ。846m峰の先で、作業道の終点に至りしばらく作業道を歩く形となる(A-21)。その先で、鉄塔保守路が35鉄塔方面に分かれる(A-22)。直進しても分岐しても、鵜の子山山頂は近い。保守路取付から鵜の子山山頂まで、150分程度。



(A-1)新田尻橋の袂より分岐。 (A-2)「中本勇翁頌徳之碑」とその脇の林道。
(A-3)胴回り約3mのブナ。 (A-4)大槙山山頂の3等三角点。点名は「多他場」。
(A-5)主尾根。保安林標識と北側の雑木林を望む。 (A-6)主尾根。多々場側は植林地。
(A-7)2本のブナがある尾根から作業道へ出ると
33号鉄塔へ至る作業道の分岐がある。
(A-8)鵜の子山山頂の34号鉄塔。赤白の2色で塗装されている。
(A-9)吉和小学校の西側で分岐。 (A-10)「なしのきひら橋」を渡り林道宇の子線を進む。
(A-11)植林地内を進む。 (A-12)倒壊した作業小屋。この付近で幅員減少。
(A-13)崩落した斜面。 (A-14)ワサビ田跡?。ここまで踏み跡あり。
(A-15)ゴーロ。 (A-16)ゴーロ頭上の巨岩「石落とし」。
(A-17)雑木林を進み、主尾根へ合流。 (A-18)箕腰橋で太田川を渡る。中国自動車道直下。
(A-19)中国自動車道の側道から鉄塔保守路への取付。 (A-20)尾根道を進む。小ぶりだがブナもある。
(A-21)作業道終点を鵜の子山山頂側より望む。 (A-22)鉄塔保守路への分岐。

多々場側から登るルート

林道多々場線〜3号作業道〜大槙山山頂

林道多々場線から3号作業道に分岐し、この作業道に沿って大槙山方面に進む(B-1)。この付近の雑木林にもブナが散見される。途中に、鵜の子山方面への分岐があるがそのまま直進する(B-2)。作業道は、大槙山山頂のすぐ南側を通過しているので、踏み跡はないが、作業道脇から植林地を登る(B-3)。作業道からわずか数分で山頂に至る(A-4)。作業道はこの先も続いているが急激に荒れてくる。登山地図に示した位置で行き止まりとなる。 県道所山潮原線より3号作業道分岐までのルートは、青笹山のレポートを参照されたい。

林道多々場線〜3号作業道〜鵜の子山山頂

3号作業道の途中より、鵜の子山山頂方面へ分岐する(B-2)。道なりに進むと、作業道の終点が鵜の子山山頂となる(A-8)。作業道の整備状況は素晴らしい。ゲートがあるので、一般車両は進入できないが、山頂まで車で登れるので、山登りの面白さに欠ける。

林道多々場線〜鵜の子山(鉄塔保守路を経由)

林道多々場線の途中に谷を渡る地点がある。谷を渡った先の分岐を進む(B-4)。ブルドーザで削っただけの道を約 700m進むと、西側に33号鉄塔へ至る鉄塔保守路の取付がある(B-5)。スイッチバックで急斜面を登ると33号鉄塔へ至る(B-6)。33号鉄塔からは、作業道を進み鵜の子山山頂へ至る(A-8)。県道所山潮原線方面から鵜の子山へ登る場合には、林道歩きよりもショートカットになる。

国道488号線〜アベ谷〜3号作業道

青笹山のレポート中の「タタバ峠を経由するルート」に記載されている採石場の横にある堰堤の脇の単県作業道細井原線を進む(B-7)。分岐からしばらくは荒れている。アベ谷に入ると植林地になり、歩きやすくなる。作業道終点(B-8)からの踏み跡を進むと3号作業道へ飛び出す。



(B-1)3号作業道を歩く。タタバ峠付近の林道脇の雑木林。 (B-2)鵜の子山方面への分岐。
(B-3)林道最高点付近から植林地内を通過し大槙山山頂へ進む。 (B-4)谷を渡った先の分岐。
(B-5)33号鉄塔へ至る鉄塔保守路の取付。 (B-6)33号鉄塔より鵜の子山山頂の34号鉄塔を望む。
(B-7)単県作業道細井原線の分岐。荒れている。 (B-8)作業道終点。この先微かな踏み跡を進む。


大槙山登山地図
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、 同院発行の2万5千分の1地形図(湯来及び安芸冠山)を複製したものである。 (承認番号 平21業複、第340号)」

なお、このページ内で使用している登山ルートの名前・登山口や分岐点の名前などは、便宜上、作者が勝手に命名したものもあります。地図に記載した登山ルートは GPS等により測定したものではありません。

作成:2009年5月13日 & 2009年11月9日 & 2010年8月25日



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