小瀬川ダム堰堤付近より冠岳を望む。 | 三倉岳灯籠岩付近から冠岳を望む。 |
8ヶ所の取付について踏査したが、一般的には、
取付(2)
取付(1)から国道186号線を大竹側に約150m寄ったところに取付がある(A-2)。
東側の尾根へ登り、廿日市市と大竹市の境界線上を進み、さらに
東側の尾根へと登る。北へ進むと、取付(1)からの登山道と主尾根上で合流する。
取付(3)
三倉岳のレポートで記述した冠岳東側の谷にある冠岳分岐より取り付く(A-3)。
谷川を渡り、支尾根を詰めると、山頂の北側で主尾根の道に合流する。このルートには指導標が多数設置されている(A-4)。
かなりの急勾配のせいか、上述の「ふるさとの山歩き」に下山道として紹介されている。
取付(4)〜取付(5)
ともに、白迫谷から伸びる舗装された林道の終点付近より、西側の支尾根へと取り付く(A-5)。谷川を渡るところがややはっきり
しないが、支尾根の道ははっきりしていて歩き易い。主尾根の縦走路までは10分程度で到達できる。
取付(6)〜取付(7)
ともに、白迫谷から伸びる舗装された林道の峠鞍部の少し南寄りのところから西側の支尾根へと取り付く(A-6)。
どちらから登ってもすぐに合流し、主尾根の縦走路へと至る。前項と同様に取付付近がややはっきりしないが、
支尾根の道ははっきりしている。
取付(8)
小瀬川ダム堰堤から北方向に約300m進んだところに、「↑やぎ4219.5m」と書いてある看板がある(A-7)。
ここから約4km大竹市寄りの国道186号線沿いに「やぎ」という
ケーキとパスタの店があるということらしい。
この看板の国道186号線沿いやや南側のガードレールの脇に取付がある(A-8)。
石を組んである道は簡易水道の保守用で行き止まり、
ガードレールに沿って少し下降して谷を進む。ごろごろとした石を越えると堰堤が見えてくる。この堰堤を竹の梯子と鉄の梯子で
乗り越える(A-9)。堰堤の上は土砂で埋まっている(A-10)。
正面の支尾根を急登すると、取付(1)からの登山道と主尾根上で合流する。
山頂から北方向へ伸びる縦走路を進む(B-1)。縦走路は標高差が少なく、整備状況もよく歩きやすい。 また縦走路からの眺望も素晴らしい。 ただし、三角点ピーク(B-2)の手前では少し荒れており、 三角点ピーク手前から北方向には「立入禁止」の札が掲げられている。 秋の特定時期に三角点ピーク方向に入山しないのはもちろんのこと、どちらの山であっても、登らせて もらっているという気持ちとともに、持ち帰るものは「写真だけ」としていだたきたい。 縦走路からの下山は、白迫谷から南へと伸びる舗装された林道ヘ向かって、 支尾根を下る。取付(4)〜(7)のいずれかへ下山すればいいだろう。
(B-1)山頂北側の取付(3)と縦走路の分岐点。 山頂側より縦走路方面を望む。 |
(B-2)4等三角点。点名は「前中山」。 |
作成:2006年3月5日
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