鷹巣山(白砂) 標高646.9m

廿日市市玖島中村地区より撮影した鷹巣山
廿日市市玖島中村地区から見た鷹巣山



鷹巣山(白砂)は、廿日市市玖島(中村〜大沢地区)の北側に位置する山だ。
芸南カントリークラブの北西の山と 言った方がわかりやすい。 山頂が広島市佐伯区湯来町白砂(しらさご)地区にあることから、 このため「湯来鷹巣山」とも呼ばれている。もろちん津田の 鷹巣山と区別する意味もある。 ここでは、玖島(中村)地区からのルートと湯来町白砂(棡)地区からの登山ルートを 案内するが、里山なので、これ以外のたくさん登山路があると思う。 なお、25,000分の1地図には、「鷹巣山」と記載されている。

1.玖島(中村)地区からルート

県道川角佐伯線の「大沢口」バス停の北側(A-1)の林道を詰める。 林道終点は、広場状になっていて、ここまで車で進入できる。なぜか、ベンチも置いてある(A-2)。 ここから、東西2方向に鉄塔保守道が分岐しているが、 西側の鉄塔保守路へ取り付く(A-3)。すぐに鉄塔(A-4)に到達 する。ここから尾根に続く道を進む。途中に分岐があるが、尾根道をキープする。 広島市佐伯区湯来町との境界の道までは、整備が悪く若干のヤブコギが必要だ。 その後は、尾根を境に北側が植林地、南側が雑木林となり、比較的歩きやすい(A-5)。 約40〜50分程度で山頂へ到達する(A-6)。 山頂には、数個のプレートがかかっていた。三角点(A-7)は、そのプレートの5〜6m東側にあるが、 笹と倒木に隠されていて、探すのに時間がかかった。 さらにその東側に広島県の防災無線用の反射板がある(A-8)。 三角点と反射板の間は、十数mだが、ヤブになっている。

2.白砂(棡)地区からのルート

県道川角佐伯線の「上棡(かみゆずりは)」バス停の西側の道(B-1)を鷹巣山方面に詰めると、 「水道施設」(B-2)がある。 ここまでは舗装道で、そこから先は砂利道になる(B-3)。この辺りは全般植林地なのだが、 この付近のみ植林後まもない幼木の植林地となる。この関係で、取付が 大変わかりにくい(B-4)。 道がはっきりしないだけでなく、伐採時に使用したと思われるワイヤーロープなどが放置されており、 わかりにくいのみならず、緊張して足元を確かめないと危ない感さえある。 支尾根の古い植林地まで到達できれば、急に道らしくなる。 ここも途中に分岐があるが、尾根道をキープする。山頂の手前は笹道(B-5)になるが、 踏み跡はしっかりしているので、迷うことはないだろう。反射板の北側に到達する。 このルートの取付は特段にわかりにくいので、「水道施設」から続く林道を終点(B-6)まで行ってから 、西側の尾根に這い上がるルートでも登ってみたが、道が無いにもかかわらず、こちらの方がわかりやすいような気が した。



「玖島(中村)地区からのルート」
(A-1)「大沢口」バス停の北側の林道を進む。
終点まで一応舗装されている。
(A-2)広場状の林道終点。ベンチもある。
(A-3)広場の西側の鉄塔保守道に取り付く。 (A-4)鉄塔。この鉄塔の北側の支尾根を進む。
(A-5)市境の尾根道。比較的歩きやすい。 (A-6)山頂。東側より撮影(眺望なし)
(A-7)山頂の3等三角点(三角点名は、鷹ノ巣) (A-8)防災無線用の反射板。なぜか名前は「野貝原反射板」。



「白砂(棡)地区からのルート」
(B-1)「上棡」バス停の西側の道。 (B-2)「水道施設」。舗装道はここまで。
(B-3)ここから砂利道だが、車も進入できる。 (B-4)この取付はわかりにくい。
(B-5)山頂手前の笹道。 (B-6)林道終点。
ここは狭いので車のUターン困難。



鷹巣山(白砂)登山地図
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、 同院発行の2万5千分の1地形図(廿日市及び川角)を複製したものである。 (承認番号 平17総複、第97号)」

なお、このページ内で使用している登山ルートの名前・登山口や分岐点の名前などは、便宜上、作者が勝手に命名したものもあります。地図に記載した登山ルートは GPS等により測定したものではありません。

作成:2005年6月19日



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