井手谷山
標高736m
上川上地区から見た井手谷山(中央に峰が見える山)
井手谷山は、引寄山のすぐ東側に位置する山だ。事前に登山道に関する情報
が得られなかったので、河津原から川上地区へ抜ける道(林道河津原線)の峠を越えてすぐの樹木伐採作業用道路(A-1)から取付いてみた。
作業用道路は歩きやすく、何度も交差やスイッチバックをして支尾根まで続いている。一番標高を上げた
ところから、山道がスタートする(A-2)。このルートは本流の登山道ではないようで、ここから暫くは
「ヤブコギ状態」となる。途中の分岐からは、比較的歩きやすくなるが、西隣の引寄山のように整備された
登山道ではないから、多少の「ヤブコギ」は必須である(A-3)。テープもないので、地形図を参考にして、尾根を
外さないように進む必要がある。途中の小さなコル(A-4)で、向かって右手から比較的大きな登
山道が寄って来るが、無視して、中央の尾根を進む。ここから、再び「ヤブコギ状態」になるが、すぐに軽度
のヤブコギ状態となって明るい尾根道に出る。山頂手前の小ピーク(大きな松の木が1本ある)で道を左手に取れば、
その先が山頂(A-5)(大きな松の木が2本ある)となる。
山頂には小さなプレートが1枚あるだけで、全く眺望は期待できない。
下山路は、本流の登山道を探してみようとして、途中から別のルートで降りてみたが、青色のところで
道がはっきりしなくなる。法面の北側に出たが(A-6)、これも本流とは思えない。
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(A-1)樹木伐採作業用道路の取付。 |
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(A-2)ここから山道になる。 |
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(A-3)多少のヤブコギは必須の登山道が続く。 |
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(A-4)途中の小さなコル |
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(A-5)眺望のない山頂 |
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(A-6)下山してきた地点 |
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、
同院発行の2万5千分の1地形図(津田)を複製したものである。
(承認番号 平17総複、第97号)」
なお、このページ内で使用している登山ルートの名前・登山口や分岐点の名前などは、便宜上、作者が勝手に命名したものもあります。地図に記載した登山ルートは
GPS等により測定したものではありません。
作成:2005年6月4日